AstroXがGREEN×EXPO 2027の技術展示企業に選定

AstroX株式会社は2026年9月10日、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の横浜市発信拠点で展示を行う企業に選定されたと発表しました。
公募と審査を経て選ばれた6社のうちの1社で、展示は2027年3月19日に始まります。

3行で分かるポイント

  • 福島県南相馬市に本社を置くAstroXが、横浜市の中小企業出展支援事業の展示企業6社のひとつに選ばれた
  • 展示は気球とロケットを一体化した模型を使い、来場者が1人60〜90秒で疑似的な打上げを操作する内容
  • 会場は横浜・上瀬谷の旧上瀬谷通信施設で、会期は2027年3月19日から9月26日まで
目次

何が発表されたか

AstroXは、横浜市が運営するスタートアップ支援拠点「TECH HUB YOKOHAMA」のGREEN×EXPO 2027中小企業出展支援事業で、公募と審査を経た6社のうちの1社に選ばれました(出典: AstroX株式会社「AstroX、GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)横浜市発信拠点の技術展示企業に選定」)。
展示するのは、気球とロケットを一体化した模型とコントローラーによる疑似打上げの体験です。

来場者は1人あたり60〜90秒で、気球の放球から姿勢制御、点火までのミッションを操作します。
同社が開発するロックーン(Rockoon)方式は、気球でロケットを成層圏の高度約20kmまで運んでから点火する打上げ方式です。

宇宙業界にとっての意味

ロケット開発を手がける企業が、宇宙を主題としない国際博覧会の場で、一般来場者に技術を見せる機会を得た形です。
AstroXの発表では、1回あたりの打上げコストを5億円以下に抑えることができるとしています。

横浜市発信拠点が開かれるのは2027年3月19日から9月26日までで、会期は半年を超えます。
実機の打上げを見せる場ではなく、模型と操作で輸送方式の流れを伝える構成になっており、宇宙輸送の開発企業が専門イベント以外の来場者と直接接する場になります。

今後の注目点

AstroXは、2026年度内に高度100kmの宇宙空間へ到達すること、2029年度中に衛星を軌道へ投入すること、2030年以降に商用化することを、計画として示しています。
いずれも同社の発表による目標であり、達成済みの実績ではありません。

2026年度内という目標時期は、展示が始まる2027年3月と近い時期にあたります。
なお、今回確認した資料では、同じ支援事業で選ばれた他の5社の社名や展示内容の記載は見つかりませんでした。

ほしまる

気球が上がるのは高度約20kmだよ。そこから宇宙のはじまりとされる100kmまでは、さらに5倍の高さがあるんだ。

出典

ほしまる
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